大阪支部では4月23日に春の散策イベントを開催する予定でしたが、4月5日から5月5日まで大阪府と兵庫県に新型コロナのまん延防止等重点措置が適用され、不要不急の外出自粛の要請が出ているため、やむなく散策を中止することとなりました。
長岡天満宮の深紅のキリシマツツジの参道、光明寺のもみじのトンネルなど、心が洗われるような景色の中での散策を予定していたのに、本当に残念です。
※艶やかな牡丹で有名な乙訓寺(おとくにでら)は、牡丹まつりが中止になっていますが、理由はコロナの影響でなく、今冬の異常な暖冬により順当に牡丹が開花する確信が持てないためとのことです。
今回散策を予定していた長岡京は、これで3回も散策が中止になりました。(一昨年は雨のため、昨年はコロナのためでした。)
長岡京は平安京遷都の前に約10年間だけ都がおかれていたのですが、主な建物は壊されて新しい都へ移され、田園地帯へと姿を変えていたため、昭和29年以降に発掘されるまでは実在が証明されておらず、「幻の都」とされていたそうです。我々にもなかなかその姿を見せてくれないのも「幻」の所以でしょうか。
ワクチンの普及などにより一刻も早く新型コロナが収束し、心置きなくみんなで交流を深めながら散策を楽しめる日が来ることを願っています。