佐藤会長 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

JCB社友会の皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申しあげます。

今年は、東京で56年ぶりに、オリンピック、パラリンピックが開催されます。その当時、私はJCBに入社して2年目の年でした。JCBはまだ生まれたばかりで、カードに関しては、何をやっても何を計画しても、全てが新しいものでした。JCBより1年(実質1ヵ月)早く誕生した日本ダイナースクラブとJCBの、2社競合でした。お互いに競い合い、「カード」普及のために力を注ぐ毎日でした。カードと言えば「トランプ」か、と言われたこともありました。

あれから早くも56年。現在のクレジットカードは、私たちにとって「何が何だか分からなくなってきている」という感があります。東京は、2025年(5年後)をピークに、人口が減少に転じると言われております。クレジットカードも、この頃から整理されていくものと思われます。

近年、大規模な自然災害が頻発し、日本各地に甚大な被害をもたらしています。今後、首都直下地震や気象変動の問題等、今までにない事象が懸念されています。子供や孫のためにも、平穏な世の中であってほしいと願います。

話題をJCB社友会に転じますが、今年の社友会総会は、はじめて5月に開催されます。過去14年間、7月に開催されてきましたが、3月決算の社友会において、7月総会というのはあまりにも遅すぎます。また、梅雨や暑い夏の時期に重なるという気候上の理由から、今年から思い切って開催時期を繰り上げることを理事会で決定しました。

社友会の目的の一つである「会員相互の親睦」を増進させるためにも、ぜひ新年会・総会、そして毎月第3水曜日にJCB青山本社4階で行われている親睦会(東京支部)などにも足をお運びください。

最後になりますが、JCB社友会会員の皆様、ご家族の皆様のご健勝とご多幸を心から祈念いたします。

2020年(令和2年) 元旦

JCB社友会会長 佐藤芳之