あけましておめでとうございます。
旧年中は、社友会活動にご支援・ご協力いただき、ありがとうございました。本年も、ご支援をお願いすると共に、JCB社友会会員の皆様とご家族のご健康とご多幸をお祈りいたします。
旧年を振り返りますと、多く方が選んだ今年の漢字「戦」の年でありました。1年を通し新型コロナウィルスとの戦いが続き、2月には一日の感染者数が全国で10万人を超え、7月には20万人を超えました。感染拡大と収束を繰り返す日々を過ごしておりました。
そのような中、2月には冬季五輪北京大会があり、日本はスノーボードでの平野選手の金をはじめとして18個のメダルを獲得、3月のパラリンピック北京大会では7個のメダルを獲得しました。選手の活躍に日本中が明るくなりました。
一方、2月24日にはロシアによるウクライナ侵略が始まり、国連総会緊急特別会合がロシア軍の即時撤退を求める決議を採択、先進7ヵ国もロシア産石油の輸入禁止などの制裁を科しました。戦いは今も続き、エネルギー価格・食料価格等の高騰を招き、私たちの生活は物価高との戦いとなり、多大な影響を受けております。
7月には安倍前首相が撃たれ死亡、9月に国葬が営まれました。これに端を発し、旧統一教会が政治問題化しています。
11月にはサッカーワールドカップがあり、日本代表はグループリーグ戦においてドイツ・スペインに勝利し、決勝トーナメントに進出、「三笘の1㎜」など選手の活躍に日本中が歓喜しました。ブラボー!
暗い戦いの終わりが早く来ることを願っております。
今年はどのような1年となるのでしようか。卯年は「飛躍」や「向上」の年、と言われています。物価高騰を背景に、春闘では賃上げが進むものと期待されます。どこまで賃上げの波が広がるかが課題です。
ウィズコロナが定着し、基本的感染対策のもと、社会活動が正常化するものと期待します。
社友会では、1月に東京・大阪で3年ぶりの開催となる、新年会の準備を進めております。多くの皆様の参加を、お待ちしております。
以後のイベントにつきましても、例年通りの開催を予定しております。
3月には、野球ファン待望のワールドベースボールクラシックが開催されます。メジャーリーグで一昨年MVPを受賞した大谷選手や、セントラルリーグで昨年3冠王になった村上選手をはじめとする、日本代表選手の活躍で、日本中を活気づけてくれることを願っております。
5月には、G7広島サミットが開催され、核兵器の惨禍を2度と起こさない、武力侵略を断固として拒否するメッセージにより、緊張の緩和が進む第一歩となることを期待します。
最後に、キャシュレス社会が拡大し、競争が激化する中、JCBの更なる発展を願っております。
2023年(令和5年)元旦
JCB社友会会長 田中伸明